日本ファンドレイジング協会/社会的インパクトセンターのこと

春からどんな立場でどんな仕事をしているか、また少しずつ書いていきたいと思います。

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独立後、ご一緒させて頂いている組織の1つが、日本ファンドレイジング協会。 http://jfra.jp/

 

協会の中には、「日本社会をインパクト志向に」を掲げる「社会的インパクトセンター」が設けられています。 http://jfra.jp/sic/

春からは光栄にもこちらの社会的インパクトセンターの副センター長という肩書きも頂戴しました。
社会的インパクトセンターでは「社会的インパクト投資」や「社会的インパクト評価」の促進に向けた研究・事業開発、政策提言や啓発事業等を担わせていただいています。

ウェブサイトでは、協会の頼れる事務局長でもある鴨崎さんと、並んでご紹介頂きました。また春から入職された松田さんのお名前も。

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日本ファンドレイジング協会とは、前職からのお付き合い。
協会最大のイベント、ファンドレイジング日本にも、重ねて登壇させて頂いています。
例えば前回はこちら。

「負のサイクルをどうひっくり返すか〜インパクトを求める資金提供者たち(FRJ2017登壇)」 http://blog.livedoor.jp/mizutanieri/archives/19543660.html

「社会的投資の促進に向けたロードマップ」は、社会的投資に関連して、やるべきことを全体感を持って整理する、自分にとっては貴重な機会でした。
https://www.amazon.co.jp/dp/4907431015

<Amazonで買えます。ちなみにあまり知られていないですが英語版もあるのです。>

また、社会的インパクト投資関連では、「G8社会的インパクト投資イニシアチブ国内諮問委員会」の場などでも、ご一緒させて頂いておりました。
http://impactinvestment.jp/

<社会的投資にご関心のある方には、一度は訪れて頂きたいサイト>

協会が掲げている、「善意の資金循環10兆円時代の実現」というビジョン。

「2020年に、日本社会の善意の資金が、1億人の参加で、年間10兆円となる時代を実現します」、と表明されています。

「善意の資金」とは、寄付や社会的投資など、社会の課題を解決するために、民間で活用される資金のことを指しているそうです。

下記のパンフレットは、2009年に協会を設立されてからの5年間を総括し、2020年に向けて新しくどんなチャレンジをするのか、ということをまとめたもの。http://jfra.jp/pdf/JFRA_to-the-next-stage.pdf

私自身はそもそもは、賛助会員としてひっそりと協会に会費をお支払いしていて、ある時会員向けに郵送されたこの資料を見て、あぁ、凄いな、素敵だな、と思いました。
なんかじんわり、凄いなぁ、と。

<その時郵送で受け取った冊子がこちら。もちろんウェブからもDLできるんですが。大事にとってあります。>

協会を作る前、代表の鵜尾さんにお会いして(その当時私は細々とNPOと融資とか、ソーシャルファイナンスというテーマを追いかけていて、たまたまのお引き合わせで夕食をご一緒しました)その時に鵜尾さんが話されていたことを、温度もそのまま、思い出されまして。

同時に、改めて、休眠預金や社会的投資、遺贈寄付といった、その当時いまよりももっと認知度や理解が薄かった取り組みについて、ドライブをかけていく必要性を改めて感じ。そしてそれにはたくさんの「自ら動く人」が必要なんだなと思いまして。

会員向けの郵送資料の封筒を開けて、デスクでひとり、何だかとてもどきどきしたのでした。

春からの2ヶ月は、法案通過を踏まえて、本格的な制度設計が始まった「休眠預金」について、ソーシャルセクター側から提言を行う「休眠預金未来構想プラットフォーム」の共同事務局も担わせて頂いています。 (http://kyumin.jp/

休眠預金未来構想プラットフォームは、分科会は既に6回、全体会合は既に2回開催。(初回はまだ前職にいたので不参加でしたが。)

前回の様子は、こちらのブログでもご紹介しています。
「休眠預金を活かす方法」を考える場~未来構想プラットフォーム、第2回全体会合 (https://www.kazetotsubasa.com/2541/

<休眠預金未来構想プラットフォームの第2回会合の様子。濃い議論の真っ最中です。>

 

今週は分科会2つ・事務局会議1つの計3つの会議に参加。
まだまだ制度設計段階なので、しっかり議論し、考えられる最善の方法を方策を皆さんの知恵を寄せながら形にしています。

私自身もまだまだ成長途上。頂いた機会を無駄にしないように、頑張りたいと思います。

皆様この先も、協会、社会的インパクト投資、評価、休眠預金などなど、ご注目下さい。

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