コモンズ投信、ファンド7周年セミナー、長期投信は利己と利他の橋渡しに繋がる。

お邪魔して参りました。

コモンズ投信の「コモンズ30ファンド7周年イベント」。

コモンズ投信会長の渋澤健さんとはG8社会的投信国内諮問委員会などで時々お会いすることがあり。
その度にその発言の深さにさすがだなぁと思うわけで。
一度コモンズ投信の世界感を覗かせていただきたいなと思っていたのでした。タイミングが合ってとてもラッキーでした。
セミナーは
1.運用報告
2.投資先企業との対話
3.コモンズ投信独自の社会起業家への寄付プログラム「SEED Cap」の寄付先の活動紹介
の3部構成。
コモンズ投信渋澤さんのブログはこちら
私として、面白かったことは「長くお仲間になってくださっている方に感謝状を贈呈する」というセレモニーです。
なかなか凄いことですよね。
普通、あっても投資家にノベルティを配布するくらいですよね。
それを「仲間」に「感謝状」って。そして(お顔の映った写真のアップは控えますが、)なんだか皆さん嬉しそうな笑顔で。
【5年以上投信している方へ感謝状を贈呈】
コモンズ投信の社名の由来は、『コモン・グラウンド』(共有地)。

長期投資に共感した人たちが寄り集まれる場所として、設立されたそうです(会社概要から)。
つまり、自分の資産を使って、短期的な利益ではなく、長期的な観点から応援したい会社に投資をする。そんな望みを叶えてくれる投信会社です。
だからこそ、投資家は仲間。なるほど確かに。
渋澤さんの著作、「愛と勇気と資本主義」にあった一節。
つまり、「利己」(テイク)と「利他」(ギブ)とは正反対の相容れない関係ではなく、利己に時間軸を刺すと、利他への自然に繋がって行く相互関係なのだ。
私なりの理解でいえば、「取るべきリスク(=危険、ではなく不確実性という振れ幅)を理解し時に選択しながら、長期的な投資行動で欲しい未来を作る。」
そういうことかなぁと思います。
時々お聞きする渋澤さんのお話や、コモンズスタッフの方々が発信してくださるメッセージ、拝読していた本の中身が腹落ちするようなひと時でした。

2016年05月23日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed 

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