IOO(インプット・アウトプット・アウトカム)を確認するだけで活動の推進力はぐっと高まるよね、という話

公益信託世田谷まちづくりファンドの助成部門の1つ、「キラ星応援コミュニティ部門」の中間合同メンタリング、でした。

3年前から、キラ星部門の中間合同メンタリングは、東京都市大学の坂倉さんにご協力頂き、こんなワークショップを開催しています。

「IOO(アイ・オー・オー)による成果の地図化ワークショップ」

「小規模な地域活動団体などの活動評価を、多様なステークホルダーとの対話を通じて質的に特定する手法」

とのことです。

キラ星応援コミュニティ部門は、

・助成先の団体  と、

・団体に伴走するメンター

が協力して課題解決を目指します。

中間合同メンタリングも、団体とメンターの双方が今までの歩みやプロセスを共に振り返ります。

今回も引き続き、IOOの手法を用いて、半年間の歩みを振り返って頂きました。

ワークショップでは、

何をやったか

どんな変化が生まれたか

をどんどん付箋に書き出していきます。

事実となるアクションを並べながら、生み出した変化をグループ内(メンターを含む)で共有していくイメージです。

複数年助成が基本のキラ星応援コミュニティ部門。

今回は、2年目となる助成先1団体と

初年度の助成先3団体、そして

最終審査の結果採択されなかったが、引き続き共にコミュニティの一員として学ぶ意思を持つ1団体の計5団体の皆さんと共に、時間を共にしました。

中にはゼロ歳さんを連れての参加者の方も。

私は運営側として、途中、ちびちび赤ちゃん連れで参加された参加者の方の代わりに、抱っこさせて貰いながら皆さんの発表をお伺いしました^ ^

新生児、最高に可愛いですよね。役得でした☆

何より感じたことは、インプット・アウトプット・アウトカムを意識して、メンバー間で共有するだけでも、活動の推進力は高まるなということです。

日々の活動で忙殺されているから見えなくなっている小さな成果と、その成果が産み出す価値や幸せを見失わないように心がけることは、活動を継続し、推進力を保つ上での生命線なのではないかと思うのです。

2時間という短い時間でしたが、皆さんの付箋へのアウトプット・アウトカムの書き出しっぷり、そして「足らず」への気づきを含めた発表を聞いて、やっぱり立ち止まり、振り返り、成果をしっかり抱きしめ、次への一歩を踏み出すことは、何にも代え難い時間だと感じました。

残された助成期間はあと半年。

皆さんのラストスパートが楽しみです!

運営にご協力下さった東京都市大学の坂倉さん、ありがとうございました!

水谷衣里

2018年05月15日 | Posted in 世田谷での取り組み, ソーシャルビジネス・民間非営利活動 | | Comments Closed 

関連記事