【講師役を務めました】カンダまちおこし株式会社

十六フィナンシャルグループの子会社、「カンダまちおこし株式会社」さん主催のこちらの講座に、講師役としてお邪魔して参りました!
(カンダまちおこし株式会社さんは、銀行持株会社の子会社=他業銀行業高度化等会社です。)

■地域の未来を変える!「シン・財源開発集中ゼミ」
https://www.kanmachi.co.jp/…/corporate-release/p6955

財政・企画・公民連携担当などの自治体職員を対象とするこちらの講座。

「自治体職員にとって、財源開発に必要な考え方やノウハウを学ぶ、3回連続の集中講義」です。

第1回の講座の様子です。(中央でお話しされているのが、カンダまちおこし株式会社代表の田代さんです。)

主催者であるカンダまちおこし株式会社・代表の田代さんが、東京にお越し下さったのが半年ほど前。

「同社が目指されている、公民連携による財源開発をより加速させるために必要ではないか?」とお話ししたのが「自治体職員向けの集中講座」でした。

「開催するならゼミナール形式で」

「単発ではなく連続で」

「きちんとタスクを出して、それを自ら乗り越える形で」

「自治体の枠を超えたコミュニティ形成につながるように」

…と、色々お話ししながら作りこんできた今回の講座。

想像以上に多くの自治体からのご参加があり、とても良い形で初回の講座を行うことができました。

グループワークの様子。自治体横断でチームをつくり、ディスカッションを始めていただきました。

上述の通り、カンダまちおこし株式会社さんは、いわゆる銀行子会社です。

そんなカンダまちおこし株式会社さんが、今期の新たな目標として、こんなPostをされていました。

『「まちづくり財源開発(ファンドレイジング)」の“業界標準”を創る』

https://www.kanmachi.co.jp/news/news/corporate-news/p7049

このPOSTの中では「2025年、当社は目線を一段高く上げ、財源開発の“業界標準”を創ることで、【民が公益を担う】新しいパラダイムの実現により接近したい」

というくだりがあります。

また

「そのためには、高い公民連携リテラシーをもち、より大きなプロジェクトをデザインする力をもった自治体職員と協働していく必要がある」

とも述べられています。

そんな背景があって、開催されたのが昨日の講座なわけです。

第1回目のゼミナール終了後、参加者の皆さんと。

私はいつも、自己紹介をする時に、

「私のやっていることは、とどのつまりは『民が担う公益の可能性と価値を広げること』なのです」

と述べています。

今回の自治体職員向け研修は、まさに「民が担う公益」を広げる、その根幹の「支え手」であり「触媒役」としての自治体職員を意識したもの。

そうしたら感覚で、今回のカンダまちおこし株式会社さんの方針を拝読すると、まさに

「まちの中にどう、民が担う公益を広げるか」

「そのための仕組みや仕掛けをつくるか」

が、「これからのローカルエリアの生命線」なのだと改めて思います。

そして何より、このことを、銀行子会社であるカンダまちおこし株式会社さんが理解し、掲げ、実践しようと試みることの先駆性や革新性を強く感じるのです。

そして田代さんが繰り返し、こちらの発言にinspireされてここに至ることに、触れて下さることもとても嬉しく思います。

—-

講座はまだまだ初回が終わったばかり。

これからぐっと、加速して参りたいと思います!

2025年05月17日 | Posted in 愛知での取り組み, 登壇内容の共有・告知, 風とつばさでのしごと | | Comments Closed 

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