本年の応募は4/24正午〆切!「ソーシャルビジネス支援プログラム」セミナー兼応募説明会、でした。

開業翌日の4/4。1日あけて4/6。早速、「風とつばさ」としての、最初の対外的なお仕事でした。


■ソーシャルビジネス支援プログラムとは
前職にあたる「三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(MURC)」が5年前から続けている「ソーシャルビジネス支援プログラム」。
MURC社の社会貢献活動における中核的プログラムです。

*詳しくはこちらのウェブサイトをご参照下さい  http://www.murc.jp/corporate/sustainability/social_business


自分としても、学びが大きかったこちらのプログラムですが、退職後の本年度も、事務局業務を一部ご支援しています。
独立を契機に生まれた、新しい関係性が嬉しいです。

■セミナーについて

さて今回のセミナー。

応募を検討中の団体の皆さんを念頭に、プログラムの内容や、実際のプロボノ活動の様子を感じて頂くことを目的として、開催されました。
ちなみに東京(神谷町)と大阪(梅田)の2地域で開催。

東京会場は、夕焼けの美しい神谷町オフィスにて

私は、東京・大阪共に、ナビゲーター&ファシリテーター役を担わせて頂きました。また東京会場では、SVP東京の藤村さんにも後半の進行をご協力頂きました。

■セミナーの内容

セミナーでは、プロボノメンバーと団体の皆さんにできるだけ「生の声」を語って頂きました。

そのため、会の進行は双方向的に。また後半はプレゼン形式ではなく、トークセッション形式で進行しました。
トークセッションでは、私は「会場に来てくださっている皆さんが、質問したいだろうと思うこと」を、参加者の皆さんに成り代わって投げかける役割を。

支援先団体の皆さんと、プロボノ支援を行った社員の皆さんの双方に具体的な半年間の様子を伺っていきました。具体的にはこんなイメージです。

団体の皆さんには、

  • どうしてこのプログラムに参加しようと思ったの?
  • プロボノチームのメンバー構成は
  • どの位の頻度でチームとのミーティングをしていたの?

といったあたりを。
プロボノに参加した社員の皆さんには

  • どうしてチームに参加しようと思ったの?
  • 普段はどんな仕事をしているの?
  • 団体の皆さんの最初の印象は?
  • チームで活動する際に、どんなことに気をつけていたの?

といったあたりを。
それぞれ深掘りし質問していきました。


東京会場でのトークセッション。団体とプロボノに参加した社員の方に率直なご意見を伺います〉

■トークセッションでの発見

今回は、両会場共に、昨年度の支援先の団体の皆様がご出席下さいました。
東京会場は

  • 民間学童を運営するNPO法人Chance for allの中山さん
  • NPO法人 人と動物の共生センター 奥田さん     のお二人。


〈東京会場の様子。上が人と動物チーム、下が民間学童チーム、です。〉

大阪会場は

  • 就労支援を中心に活動するNPO法人スマイルスタイルの古市さん        です。


〈大阪会場の様子。こちらは大阪のプロボノメンバーが多数、会場に顔を出して下さいました。せっかくなので全員にご発言頂いたひとコマ〉

トークセッションを進行していて、自分としては改めて、

  • プロボノ期間は、ご自身たちの事業のそもそものあり方を考え直す機会になったこと(根本的な価値の見直し
  • 普段のスタッフ同士のコミュニケーションでは得られない発想や観点に触れて、プロジェクトの課題や広がり、深まりの可能性を感じる機会になったこと(新たな視座や客観的な視点の獲得
  • 「半年間」とはっきり期間が定められていることで、より成果を出そう、前に進めようという意識が働いたこと(アクセルの踏み込み、アクション量の増加

という効果を感じました。

いずれも

「お金を出すだけではない、伴走支援だからこそ生み出せる価値」だと感じます。
もちろんそれに呼応して、社員の皆さんにも学びがあり。
これについては、また別の機会に纏め、紹介したいと思います。

窓の外はすっかり夜の帳が下りましたが、熱気溢れるセミナーになりました。


■今年度の応募〆切は4/24!

改めまして、大きな声で。
ソーシャルビジネス支援プログラム、2017年度の支援先を募集中です!
我こそは、と思われる団体の皆様は、ウェブサイトをぜひご覧くださいませ。
昨年度までの支援先の一覧、そして社員の皆さんのインタビュー記事も掲載されていますので、宜しければご覧くださいね。

http://www.murc.jp/corporate/sustainability/social_business

関連記事