【登壇しました】グレーゾーンの若者支援、報告会のファシリテーターとして。
岐阜・メディアコスモスにて、報告会のファシリテーター&トークセッションのコーディネーターを務めました。
3年間継続してきた「グレーゾーンの若者支援」に関するプロジェクト。その集大成として開催された報告会です。
主催は一般社団法人サステイナブル・サポートさん。
ゲストに津田大介さんをお迎えして、リアルとオンラインのハイブリッド形式での開催でした。
テーマは「働くこと」「生きること」に戸惑う若者をどう支えるか。
- 大学には入れた。でも友人はできず、社会には馴染めない。
- 働いてみたけれど、周囲とうまくいかない。
- でもはっきりとした障がい診断があるわけではない。
- だから福祉につながらない。でも生きるのはしんどい。
そうした「グレーゾーンにいる若者」をどうやって地域で支えるか。
そのことを考え、動き続けた実践を、広く社会に還元する趣旨から開催された報告会でした。
今回の報告会は、2週間前に厚生労働省で行った記者発表の内容を、さらにブラッシュアップして臨んだ時間になりました。
主催者であるサステイナブル・サポートさんに実践報告を頂きつつ、私は全体のファシリテーションを。
具体的には
- 第1部では活動報告とトークセッションを。
- 第2部では参加型で対話形式の場づくりを
担いました。
第1部・第2部の双方を通じ、津田さんからは、ご自身の経験も踏まえてとても良いご示唆を頂きました。
私は今回、初めて津田さんとご一緒したのですが、準備段階からとても丁寧に向き合って下さいまして。
PJの趣旨を深く理解しようとトライして下さったことがとても印象的でした。
また今回のPJでは、この問題に関心を持ち実践を重ねる「企画委員」の皆さんが、年間を通じてPJをサポートされていました。
第2部では「企画委員」の皆さんからもそれぞれご発言を頂きまして。
第1部を通じた学びはもちろん、年間のPJを通じて感じたことをシェア頂く時間となりました。
広く地域の皆さんと問題意識を共有しながら進めるという、PJの意思を体現する上で、とても大切な役割を果たして下さっていたのではないかな?と、思った次第です。
若者無業者は全国で57万人。
無業の大卒者割合は10%にのぼると言います。
そんな圧倒的な事実を目の前にすれば、今回のプロジェクトが、まだ何かをはっきりと解決出来たわけでも、ましてやこれで終わりなわけでもないのだと思います。
それでもひとまず、ここまで進んでこれたことに大きな拍手を。
サステイナブル・サポートの代表後藤 千絵さんはじめ、スタッフの皆さんのこの3年間の奮闘を、こうした形で広く皆さんに共有できたことを喜びたいなと思った一日でした。