A JOURNEY TO GREATER IMPACT!-社会的インパクト投資の進め方

さて、のっけから堅目の話題で恐縮ですが…。

年末恒例での持ちかえり仕事、その一環でこんなレポートを読んでいます。落ち着いて作業ができる幸せ。

イギリスにNew Philanthropy Capital(略してNPC)っていう組織があるんですが。

社会的インパクト評価推進にあたっては、割と世界的にも有名なシンクタンクでして。

仕事で必要性あり、たまたまこれを読み直していて。

A JOURNEY TO GREATER IMPACT

http://www.thinknpc.org/publications/a-journey-to-greater-impact/

いいレポートなんですよねー。2011年発行で少し古いんだけど。

なんかタイトルもとてもいいなって。

レポートの中では、実際にインパクト評価を実践している6つの団体を、グッドプラクティスとして紹介しています。

あと、「インパクト評価のための9つのステップ」っていうのが紹介されていまして。

細かく書くときりがないんですが、まず最初の1歩。

1st stepが「1.Find senior Champions」なんですよね。

つまり、チャリティ団体がインパクト評価を進めるときには、組織の中にけん引役が必要、そしてそのけん引役は代表者とか、理事のようなボードメンバーであることが大事、っていう話。

確かに。自分たちの社会的インパクトを評価しても、組織のあり方にフィードバックしたり、次年度の事業計画に反映できなかったら意味がない。

インパクト評価に必要な経営資源を、動員するぞ!という意思決定できる人が中にいなかったら、きっと途中で頓挫してしまうと思うのです。だって評価ってやっぱり手間も時間もかかりますから。(あ、だから放棄すればいいって話ではなく、それでもやる意義がある、って思う動機づけが大事、っていう意味です。)

ということで、年末年始、これ以外にもインパクト評価のレポート、たくさん読みたいと思います。




2015年12月31日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed 

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